治療後について

術後のリハビリテーション

乳がんの切除手術を受けるとその部分や周辺に違和感を覚えることがあるでしょう。
つっぱった感じだったり、腕周りの可動域が狭まり動かしにくい感覚にもなります。

この感覚は切除部分の大きさによっても程度が変わってきますが、誰しもが感じることでもあります。

そのまま放っておくと可動域が固定されてしまうので、術前と変わらず動かせるようになるためにはリハビリテーションが欠かせません。

ごくごく軽いリハビリテーションであれば手術を受けたその日でも行うことができるでしょう。

無理は禁物ですが、動きを加え続けることで日毎に可動域が広がり、次第に元の運動機能を取り戻し、違和感無く動かすことができるようになるはずです。

病院や医師毎に、あるいは手術の内容によっても変わってくるので、それらに合わせた適切なリハビリテーションを行うようにしてください。


定期的検査の重要性

多くの乳がんは手術と適切な治療を行えば一旦収束するでしょう。しかし再発や転移をする可能性も否定はできません。

一度乳がんを経験した人は少なくともしていない人よりそれになりやすいと考えることができますから、必ず定期検診を受けるようにしてください。
月に1度の自己チェックも欠かせません。

定期検診の「定期」ですが、治療が一通り終了してから5年くらいまでは数ヶ月に1度、少なくとも半年に1度の割合で検査を受けておいた方がいいでしょう。

それ以降から10年くらいまでは少なくとも1年に1回の検査を毎年受けることをおすすめします。
検査方法は通常乳がんの検査に用いられるもの(視触診、マンモグラフィーや超音波による検査など)で入念に行うにしてください。


精神の安定が何よりも大切

乳がんを経験した人で、治療後にすぐに前向きな気持ちに切り替えられる人はそう多くはありません。大なり小なりみな不安を抱えており、乳がんという病気のせいもあるのでしょう。

それを周囲に打ち明けられずに悩む女性も多いようです。
再発や転移の心配もあります、経済的な不安を持つ人もいるでしょう。大事なのは一人で悩まずに誰かに相談をすること。
友人でも家族でも、あるいはカウンセラーでも構いません。

今では、ネットでも乳がん患者が悩みや不安を打ち明けるコミュニティサイトを見つけることができますから、そういったものを活用し、不安を取り除くことから始めてみてください。

治療後についての相談ができるよう、治療の段階から医師とコミュニケーションをとっておくことも重要でしょう。

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